大阪・平野・八尾でスクールを展開するKing サッカースクール

中学生の変化

今日は中学生の変化について話をします!

4ヶ月ほど前までの中学生(U15)は練習や試合でコミュニケーションがとれていないことが多かったです。(選手たち同士ではコミュニケーションできていたみたいですが)

一人ひとりは一生懸命にプレーしていてもつながりがなく、1対11で試合をしているような場面が多くありました。

自己表現できていないなぁー

想っていることがあるのにどうして伝えられないのかな?

そこで、

一緒にプレーしてみたところ

・パスが出せない

→動き出しのアクションやタイミングが悪い。

・目印がない

→体の向きや走り出す方向がわかりづらい。止まるのか動くのか、パスを受けたいのか受けたくないのかを印す。

・スペースがない

→自分がボールに寄る、寄りすぎることで相手守備者も引き連れてくる。

・何も伝わってこない。。。

→意思表示がなければ何をしたいのか、ボールをゴールに運ぶ協力をする、相手選手からボールを奪う協力をしてほしい。

そりゃあボールを持っている選手が試合で困るな。

ボールを持った味方選手が苦労する状況を作っていることに気づけばお互いにもっと協力し合える。

「助け合い」→自分ができることで相手が困っていることをサポートする(勝手に定義づけ)

大人と中学生が一緒にサッカーをしているときに年齢など関係ない。

自分が見た中で気づいたこと、

自分の想っていることを表現してほしい!

月日が経ち、

新型コロナウイルスの自粛明けの試合でみんな変化していました!

・想いを伝え合っている

・自分の特徴を意識して、仲間とのつながりを探っている

・自分のポジションにいてるライバルは誰かを意識している

・仲間の意見に耳を傾け、自分の意見をプラスさせて表現(プレー)している

・要求や指示が相手にとって具体的にプレーをイメージさせる言葉が使えている

コロナ自粛中に何をしていたか

それは

【zoomミーティング】

・マインドセット&マインドマップ作り

・チームの外枠づくり

・チームの参照点づくり

・それぞれ特徴確認

プレーモデルづくり

サッカーの話だけのように思う人もいるかもしれませんがサッカー以外の話をたくさんしました。

さらに話を聞くだけでなく、自分の意見を人に伝え、仲間それを聞いて新たな意見を持つ。

小さな一歩を踏み出しました。

サッカーが上手くなる=ボール扱いを向上させる

↑こうした考えがなくなってきたのではないかと思います。サッカーの全体像をつかみかけている。

一つの意見、狭い世界の中では子供の心や考えは育まれない考えます。

 

6月の末から試合を再開させて、7月の上旬の試合では課題となることも出てきましたが、それ以上に好プレーが頻発しています!(自然と拍手が出るようなゴラッソも!)

 

こうした中学生の成長環境を整えてくれている中学生担当ヘッドコーチに感謝しています。彼はとても勉強熱心で、見知らぬ土地で様々なアクションをおこして最新の情報を取り入れています。

 

そうした姿を選手は見ているからお互い成長するんだなと思います。

 

中学生の変化について、研究した事の報告でした!